ハイビジョンの誘惑 ----- 2004/05/12

【ハイビジョンとDVDを比較してみる】

BS-デジタルのハイビジョン放送とDVDを同じタイトルで比べてみました。
その違いは、歴然たる物が有りますが、同じタイトルで見比べると、今更ながら驚いてしまいます。

☆.ハイビジョンによる出力イメージ
モンスターズインク 映像ソース1:
DVDビデオ(DVD-S540 YAMAHA) プログレッシブ出力 (コンポーネンツ)
映像ソース2:
デジタルハイビジョン1125i(NV-DHE20 Panasonic) (コンポーネンツ)
撮影:E-20 (OLYMPUS) ASA=80 絞り=2.0 シャッタースピード=1/10〜1/25

TW200に使用されている液晶パネルは1280*720です。
DVDビデオの規格は720*480ですので、アップスキャン(画素補完)が必要に成ります。
それに対して、デジタルハイビジョンでは、有効画素が1920*1080で送られて来ますので、間引き表示と成ります。
その差がどれ程の物なのか、比較していきます。

撮影した画像は、トリミングと縮小処理をしています。その他、エフェクト類は一切行っていません。

0.D−VHS機
オンマウスでカバーオープン デフォルト:カバークローズ
オンマウス:カバーオープン

現在、ハイビジョンデジタルを録画/再生出来る装置は、ブルーレイ・HDDレコーダ(SHARP)・D-VHSしか有りません。
とりあえず一番安く買える・・・と言う事で、D-VHS機を購入しました。
今更VHS・・・と言う感は有りましたが、EPG留守録等を行って見ると、結構使い勝手が良くて驚きました。
目的はデジタルハイビジョンの録画ですが、シリーズ物等の録画時は内蔵のMPEGエンコーダを使用し、S-VHS120分テープに12話丸ごと録画出来るので、大変重宝しています。
ただ・・・普通のVHS機では再生出来ないのが難点では有りますが。。。

上段がデジタルハイビジョンチューナーで、Sリンク(IEEE1394)でつながれています。

1.顔
オンマウスでハイビジョン デフォルト:DVD
オンマウス:ハイビジョン

ロードオブザリング(旅の仲間)のDVDとD-VHSに録画したデジタルハイビジョンソースを使います。
色合いや彩度はデフォルトで、合わせ込みは行っていません。
HDは、顔のフォーカス感がUPするので、背景との奥行き感も向上しています。

2.ヒゲ
オンマウスでハイビジョン デフォルト:DVD
オンマウス:ハイビジョン

1と同じシーンをズームアップしてみました。
ヒゲや唇のディテールがまったく違う事が判ります。
字幕スーパーも違うフォントが使われています。

3.子供1
オンマウスでハイビジョン デフォルト:DVD
オンマウス:ハイビジョン

子供達の後姿のシーンです。
絵の締まりがまったく違います。
これが大画面の動画で動くのですから、まさに感動です。

4.子供2
オンマウスでハイビジョン デフォルト:DVD
オンマウス:ハイビジョン

3のシーンをズームアップしてみました。
馬車の荷台や子供達の服の質感などが驚くほど違います。
左上隅の赤い花も周りの緑に潰されず、しっかり色が出ています。

5.子供3
オンマウスでハイビジョン デフォルト:DVD
オンマウス:ハイビジョン

4のシーンをさらにズームアップしてみました。
普段の視聴ではここまで近づく事は有りませんが、データ量の違いを検証する為の手段として行いました。
少女の帽子の模様が、はっきり見え、髪が編み込まれているのも確認出来ます。

6.風景1
オンマウスでハイビジョン デフォルト:DVD
オンマウス:ハイビジョン

村の風景を比較してみます。
潰れた草むらも、見事に質感が再現されています。
字幕が違うのは、ソース毎の翻訳の違いからくるものです。

7.風景2
オンマウスでハイビジョン デフォルト:DVD
オンマウス:ハイビジョン

6のシーンの人物部をズームアップしてみました。
DVDでは少年の目や口は確認出来ませんが、HDでは確認することが出来ます。
白の周りに、DVDは赤、HDは青の色ズレが確認出来ますが、視聴位置からは気に成りませんでした。

8.風景3
オンマウスでハイビジョン デフォルト:DVD
オンマウス:ハイビジョン

6のシーンの煙突をズームアップしてみました。
HDは、レンガ1個1個がしっかり確認出来ます。
また、草むらや煙も潰れずに表現されています。

9.字幕
オンマウスでハイビジョン デフォルト:DVD
オンマウス:ハイビジョン

最後に、字幕のアップを比較してみました。
解像度の差がそのまま画質の差になって現れています。
フォントの斜めの部分がギザギザのDVDに対して、HDは綺麗な曲線で圧倒します。
洋画での字幕は重要ですからね。。。


【偏見的評論】
HD(ハイビジョンデジタル)はほんとに綺麗です。
DVDで一度見たタイトルでも、ハイビジョンで見直すと、また新たな発見と感動があります。

視聴位置からの画質の差は、フォーカス感の違いや質感のアップと成って現れてきます。
近づいて見ると、「こんなにちがうの!?」って言うぐらい差があります。今まで見えていたつもりが、実は見えていなかった事が判明したり。。。
一度、このリアル画像を体験してしまうと、DVDの絵が・・・。
やはり、時代はハイビジョンですねぇ。

今まで、DVDを綺麗に見ようとアップスキャンのプレーヤを探したり、HTPCで液晶パネルにリアル対応したりと、色々試してきましたが、やはり元々の情報量の違いがこれだけの画質差になるのだと、改めて認識させられました。
早く、HD-DVDの新規格に成る事を心待ちする次第です。



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