シアターハウスの新スクリーンDR-BMシリーズを試す ----- 2004/06/16

【黒の沈みも、白の鮮やかさも、両方欲しい!】
前回のレポートで、白かグレーか迷った末に白を選んだのですが、シアターハウスから新しいシリーズが発売された為、早速張り替えを行いました。
今回は、新しく張り替えたDR-BMシリーズを、今までのスクリーンと比較・検証してみたいと思います。

☆.比較方法
Newスクリーン・トップイメージ 映像ソース:
デジタルハイビジョン1125i(NV-DHE20 Panasonic)
(コンポーネンツ接続)

撮影:
E-20 (OLYMPUS) デジタル一眼レフ
ASA=160 絞り=2.0 シャッタースピード=1/2.5

旧DRシリーズの表(白)と裏(グレー)、それに今回追加発売されたDR-BMシリーズ(グレー)の3面のスクリーンゲインを比較し、次に同一のシーンを投射し、同一の条件で撮影して、その違いを検証します。

スクリーンを探している方には、是非参考にして頂きたいと思います。

タイトルはBS-WOWOWで放送されたBOAライブのトーク部分使用しています。


←(これは単なるイメージです ^^;)

☆.スクリーン設置イメージの比較
マウスオーバーでOldスクリーン デフォルト:DR-BMシリーズ(New)
オンマウス:DRシリーズ(Old)

外観上の大きな違いは、黒マスクが有るか無いかです。
初めてスクリーンを買う時は、「16:9も4:3も最大にして見たい」と考えていた為、黒マスクが無い方が使い勝手が良いと考えた訳です。
実際使ってみると、4:3のソースは情報量が少ない為、あまり大きくしない方が良い事が多々ありました。
また、電動でズームしても、手動のレンズシフトで位置の合わせ込みが必要な為、次第にそのままの大きさで見る様に成りました。

明るい部屋でのスクリーンは画質とは関係有りませんが、確かに黒マスクが有った方が見栄えは良いかもしれませんね。


1.スクリーンゲインの比較
スクリーン中央部 ヒストグラム 1.旧タイプ(ホワイト面)

暖色系のライトを当てて、撮影しました。
スクリーンのゲインが、そのまま輝度に反映されています。
ゲイン0.9を超える為、非常に明るい画面です。
ヒストグラムでも一目瞭然の結果が出ています。
スクリーン中央部 ヒストグラム 2.旧タイプ(グレー面)

ゲイン0.6で黒の締りを狙ったスクリーンです。
ヒストグラムもゲイン通りの特性を示しています。
完全遮光された環境での映画鑑賞にはぴったりかも・・・です。
スクリーン中央部 ヒストグラム 3.新タイプ(グレー面)

ゲイン0.8で、黒の締りと、白の鮮やかさの両方を狙った新しい商品です。
ヒストグラムではゲインが低めに出ていますが、撮影時のフォーカスが甘かったのが原因と思われます。

2−1.旧DRシリーズ(白)
投影画像 ヒストグラム
旧タイプ(ホワイト面)ゲイン0.9以上

とても明るい画面です。
Tシャツのプリント文字は、眩しいほどの白が綺麗です。
但し、ヒストグラムでも明白ですが、黒浮きが気に成ります。
ダイナミックレンジは比較的良く、黒の諧調も確保されているのですが、画面全体が軽くなり、奥行き感に乏しい画面に成ってしまっています。
2−2.旧DRシリーズ(グレー)
投影画像 ヒストグラム
旧タイプ(グレー面)ゲイン0.6

黒の締りは抜群の画面です・・・が。。。
白の伸びが無い為、くすんだイメージは拭いきれません。
迷彩色のパンツも、柄が潰れてしまっていますし、髪の毛の影の部分もベタっとしたイメージに成ってしまいます。
ヒストグラムの黒部分の二峰が狭い事からも解る様に、黒の諧調表現の悪さとダイナミックレンジの狭さが暴露されてしまった感じです。
2−3.新DR−BMシリーズ(グレー)
投影画像 ヒストグラム
新タイプ(グレー面)ゲイン0.8

ヒストグラムを見て、びっくりです。
黒浮きは、ゲイン0.6のグレーに引けを取らずに、中間色から白にかけての伸びが有る為に、非常にダイナミックレンジの広い絵に成っています。
窓の外の黒いビルはそのままに、カーテンやソファーのハイライト部分が明るい為に、メリハリの利いた奥行き感の有る画像が得られます。

3.DR−BMでカラーパターンのCK
スクリーン中央部 ←左がBS-FUJIです。
右がBS日テレです→

黒・白・グレーのグラデーションも綺麗に出ています。
色合いも鮮やかに表示されており、これと言った欠点が見つかりません。(^^;

このサイズでは、モアレも皆無ですね♪
ヒストグラム

【偏見的評論】
期待以上のスクリーンでした♪

ゲインが0.6から0.8へ上がったと聞いていましたので、黒浮き覚悟で明るくしたのかな・・・と想像していたのですが、なんのなんの!
黒の締りをほとんど変えずに、白の鮮やかさが表現されているのには、驚いてしまいました。
ピュアビジョンからシアターハウスに名前が変わっただけでは無く、ダイナミックレンジを含む表現力も数段アップしているようです。
購入前に問い合わせをしましたら、「リバーシブルタイプのグレー面も、新しい0.8ゲインに変更した」との事で、ブラックマスク無しを選択する場合にも恩恵にあずかれる様です。

DR-BMシリーズはスクリーン生地の厚みも増して平坦度が上がっており、皺にもなり難そう。
ブラックマスクが付いて、画質が向上し、しかも電動で約6万円・・・これはお勧めの一品です♪



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