スクリーンのホワイトとグレーを比較する ----- 2004/01/06

【黒の沈みを取るか、白の鮮やかさを望むか・・・】
2003年12月に購入したピュアビジョンのスクリーンは表と裏が使えます。
表はグレーで黒浮きが少なく、締まった画像が期待できます。
裏はホワイトで輝度が高く、まぶしい白が期待できます。
では、EMP-TW200にはどちらが合うのかを検証してみました。

映像ソース:DVDビデオ(DVD-S540 YAMAHA) プログレッシブ出力 (コンポーネンツ接続)
撮影:E-20 (OLYMPUS) ASA=80 絞り=2.0 シャッタースピード=1/15,1/10,1/5

☆.比較方法
投影画像 ピュアビジョンのスクリーンの表と裏を使って比較するのがベストですが、電動タイプを何度も取り外しするのは結構大変です。
そこで、職場にあったEPSON純正80インチの自立型ロールアップスクリーンを借用し、比較する事にしました。
左図がロールアップスクリーンを広げた状態です。
既存のスクリーンの前に立てましたので、比較投影画像は若干大きさが異なります。

☆.スクリーン表面の比較
マウスオーバーで白スクリーン面 デフォルト:グレー・ピュアビジョン
オンマウス:ホワイト・EPSON

撮影時間帯が違いますので単純比較は出来ませんが、グレーと白の違いは判ると思います。
初期表示はピュアビジョンのグレー、マウスオーバーでEPSONの白と成ります。
(輝度分布も同様)

使用画面は、パールハーバーの視力検査のシーンです。
EPSONのスクリーンはデータ用ですので、輝度とコントラストが最優先で作られています。
以下の比較画像は、これらの条件を考慮しながら見て頂ければ・・・と思います。

尚、プロジェクターのモードは全て「シアター」を使用しています。


1.通常視聴での比較
投影画像 輝度分布
デフォルト:グレー(シャッタースペード 1/15秒)
オンマウス:白(シャッタースペード 1/15秒)
グレーに対して白は、黒浮きがほんの少し認められますが、それ以上に見かけ上のダイナミックレンジが広がり、鮮明な画像に成っています。
髪の毛のグラデーションも良い方へ改善されています。

2.近似輝度での比較
投影画像 輝度分布
デフォルト:グレー(シャッタースペード 1/5秒)
オンマウス:白(シャッタースペード 1/10秒)
人間の目はいい加減と言うか、うまく出来ていると言うか、絞りで自動補正されますので、カメラのシャッタースピードを変えて、同じぐらいの明るさに成る様に撮影してみました。若干の輝度の違いはご容赦下さい。
白はグレーに対して、シャッタースピードが半分にも関わらず、白衣は飛ぶ寸前まで輝度が上がっています。

3.照明点灯時の比較
投影画像 輝度分布
デフォルト:グレー(シャッタースペード 1/15秒)
オンマウス:白(シャッタースペード 1/15秒)
天井のダウンライトと、テーブル用のスポットライトを20%程度で点灯した状態での画像です。
グレーの輝度値がライトをつける前よりも下がってしまったのは、撮影ミスかも知れません。
やはり、黒浮きは白の方が大きくなりますが、それ以上に画面が明るい事の方がメリットが大きい様です。

【偏見的評論】
スクリーン購入当初は、グレー面を使っていました。
黒浮きが少ない事と、迷光による影響も少ない事が決め手でした。
しかし、色合いの調整を進めていくと、やはりEPSONのシネマフィルターをONにした方が良好であり、光源の出力を下げる事から、結果的にファンノイズも下がり、ランプ寿命も延びると言う事で。。。
現在の設定は、シネマフィルターONで白色面のスクリーンを使用・・・と言う環境に変わりました。
ピュアビジョンのスクリーンは、ワンタッチで取り外しが可能ですので、早速ホワイト面に設置し直しました。
EPSONのスクリーンとの比較はしませんでしたが、目視で見る限りは良好な画面で、満足しています。

とりあえずは、白(ホワイト)面で次のステップ(色合いの追い込み)に入ってみようと思っています。



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